◎ エコー検査(超音波検査)

エコー検査は検査したい部位に超音波がよく伝わるようにゼリーを塗り、そこにプローブという機械をあてて体の中の状態をみる検査です。テレビなどで見たことのある、おなかの中の赤ちゃんをみる検査もエコー検査の一例です。

エコー検査の特長は、どの部位の検査もプローブをあてるだけですので、痛みがなく、とても患者さんに優しい検査になっています。

当院でよく行なわれている超音波検査には以下のようなものがあります。


■ 腹部エコー検査 (検査時間:10〜20分程度)
朝食を摂らない状態で検査を行います。肝臓,胆のう,膵臓,腎臓などの各臓器の状態をみる検査です。


■ 心臓エコー検査 (検査時間:20〜30分程度)
食事に関係なく検査できます。心臓の動きや大きさ、弁膜の状態などを観察します。


■ 頚部エコー検査 (検査時間:10〜15分程度)
食事に関係なく検査できます。甲状腺や副甲状腺をみたり,頚動脈を観察して動脈硬化の程度を判定します。


■ シャントエコー検査 (検査時間:10〜15分程度)
食事に関係なく検査できます。シャント肢の血管内の状態や血流量を観察します。この検査は透析患者さんにのみ行なう検査です。


■ IVC計測検査 (検査時間:1回あたり3分程度)
呼吸による下大静脈の太さの変化を時間を追って計測する検査です。透析前と透析中に実施します。
この検査はドライウエイト設定の一つの指標として取り入れています。




■ 動脈硬化検査 (血圧・脈波検査装置:VS-1500ATN)

動脈硬化とは、文字どおり「動脈がかたくなる」ことです。身体のすみずみまで栄養を行き届かせているのが動脈です。その動脈がかたくなると、その特性であるしなやかさが失われるため、血液をうまく送り出せず、心臓に負担をかけてしまいます。また、動脈がかたくなると血管の内側がもろくなって内部にさまざまな物質(コレステロールなど)が沈着してこぶのようなものができ、血管の中がせまくなったり、詰まったり、こぶがはがれて血液中をただよい細い血管を詰まらせたりします。血管の内側がせまくなると必要な酸素、栄養がいきわたらず、臓器や組織が正しく機能しなくなります。さらに血管が詰まると臓器や組織に血液が流れず、壊死してしまうこともあります。またかたくなることで、血管はもろくなり破れやすくもなります。

足の動脈硬化の場合は「足の血圧」を測ることで簡単に進行の程度を知ることができます。腕と脚の血圧を同時に測定し動脈硬化の程度を簡単に発見できる方法が「CAVI(キャビィ)検査」と「ABI(エービーアイ)検査」です。
動脈のかたさを表すのが「CAVI」です。動脈硬化症が進んでいるほど、「CAVI」の値は高くなります。足の動脈の詰まりを表すのが「ABI」です。その値が0.9未満であると詰まっている可能性が高く、その値が低いほど重症になります。また、同じ性別、同年齢の健康な方の「CAVI」平均値と比べることで、「血管年齢」もわかります。

この検査は、腕と足に血圧計を巻いて行い、10分程度で実施できます。簡便で時間も手間もかからず、その場で動脈硬化の度合いが分かることが一番の特徴です。また、食事に関係なく検査が行えます。当クリニックでは、動脈硬化症を早期発見し、予防・改善につなげています。



■ 胃カメラ (検査時間:30分程度)
喉に麻酔をしてファイバーを挿入し食道,胃,十二指腸などをみる検査です。検査中喉の違和感や空気を入れるためにお腹の張り感があります。



■ レントゲン(検査時間:1〜10分程度)
胸部・腹部の撮影や、手足の骨の撮影を行っています。検査の部位や枚数に応じて検査時間の増減がありますが、比較的短時間に行うことができます。(平成25年7月より装置が新しくなりました)


■ 骨密度 (検査時間:2〜3分程度)
骨塩の量を計って,骨粗鬆症や透析に関連する骨代謝疾患の有無やその程度をみます。検査は手のレントゲンを撮るだけです。




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