ご存知ですか?メタボリック・シンドローム


動脈硬化や心筋梗塞などの死を招く疾患を促進させるのが肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧といった生活習慣病です。ごく軽症時のこれらの疾患はおもに早期の段階で、一つ一つの疾病としてはそれほど身体にダメージを与えませんが、肥満でありながら複数併せ持つ状態をメタボリック・シンドロームと呼びます。このメタボリック・シンドロームは急速に動脈硬化を進行させることがわかっています。このほど日本内科学会から診断基準が公表されましたのでお知らせします。



■ 診断基準

ウエスト回りが男性の場合85cm以上、女性の場合90cm以上。加えて、高脂血症、高血圧、糖尿病の3つに診断基準が設けられ、それらの項目の内2つ以上該当するとメタボリック・シンドロームと診断されます。


ウエスト回り   どれか2つ以上    
男性 : 85cm以上
女性 : 90cm以上
 +  高脂血症
高血圧
糖尿病
 =  メタボリック・シンドローム


■ 療法

メタボリック・シンドロームと診断されたら、まずは生活習慣病を改善する指導が行われます。食事療法や運動療法を3〜4か月続けます。それでも改善がみられない場合は、医師と患者さんが相談の上、それぞれの疾患の薬物治療が導入されます。

またメタボリック・シンドロームの人は、40歳以上では3人に1人ともいわれています。特に肥満ぎみの人は要注意です。
まずは生活習慣の改善や食事療法で誘発するこれらの基礎疾患を早期の内に回避しましょう。

2005/ 5/ 9