家庭でも食中毒を予防しましょう!!


食中毒予防の原則
わたしたちの生きる自然界には、あらゆるところに食中毒の原因となる菌が存在し、食品が汚染される機会は常にありうるのです。しかし、食中毒菌が少量付着している程度なら、ふつう食中毒には至りません。こわいのは食品の中で大量に増殖したときです。それを防げれば、食中毒にはかからないということになります。家庭で出来る食中毒予防を幾つか紹介します。


■ 買い物はここに注意

お店は、なるべく衛生的できれいなお店を選びましょう。お客も多いところが、食品の回転も良く常に新しいものがあると考えられます。
 では、ここから生食用(野菜・果物など)と加熱用(肉・魚など)の分別を考えましょう。
 買い物カゴへは出来れば分けるようにする。一つのカゴの場合は肉や魚の汁が生食用に付かないようビニール袋に入れるなどの工夫をする。水分の出やすい冷凍食品や冷蔵物もビニール袋に入れると良いでしょう。


■ 保存・調理

家庭に帰ってからの冷蔵庫への保存も棚を変えたりし分けて保管する。料理を作る段階でも、生食用と加熱用の調理が一緒にならないよう別々に行い、包丁、まな板、布巾などから細菌が二次感染にならないよう気をつけましょう。加熱は不足しないようしっかり行い、出来上がり後は早めに食しましょう。なるべく、1食で食べきる量を作るようにし、あまり物を翌日に食べる事は菌が増殖しますので好ましくありません。細菌の増殖の適温は20度〜50度位です。この温度帯に長時間置かないことが良い事になります。充分に加熱したら速やかに食べるか、早く冷まし冷蔵し、温め直す時はまた、充分に加熱する事です。


■ 弁当を作る時は・・・

 家庭ではお弁当を作る機会も多くあります。特に注意が必要です。ごはん等しっかり冷ましてからフタをして下さい。夏場は加熱しないものや卵製品、芋製品は菌が増殖しやすいので入れない方が無難でしょう。



ここで紹介した予防はごく一部ですが、これだけでも実践すれば食中毒発生のリスクをずいぶん減らす事が出来ます。ぜひ、実践してみて下さい。


駒井病院 栄養課 課長
管理栄養士
重田 均
2004/6/4